[[MathematicalSoftwareAndFreeDocuments/02]]
* 数学ソフトウェアとフリードキュメント II [#mb2c4bac]
- 2006年3月25日(土) 13:00 -- 18:00
- 中央大学 理工学部5号館1階5134教室([[所在地:http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_korakuen_j.html]])
-- 東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
-- 都営三田線・大江戸線『春日駅』から徒歩7分
-- JR総武線『水道橋駅』から徒歩10分
- 入場無料、事前申込不要
- 照会先:野呂正行(神戸大学理学部)noro at math.kobe-u.ac.jp, 濱田龍義(福岡大学理学部)hamada at holst.sm.fukuoka-u.ac.jp
//- 懇親会:明石 or えんまや?
#ref(poster.pdf)
- 参加者:約100名
#ls2(数学ソフトウェアとフリードキュメント/02/)

** Speakers [#aaf84891]
- Ahara, Kazushi (Meiji University)
- Asou, Kazuhiko (Tokyo University)
- Hamada, Tatsuyoshi (Fukuoka University)
- Kida, Yuji (Rikkyo University)
- Kuroda, Hiraku (Hokkaido University)
- Ohara, Katsuyoshi (Kanazawa University)
- Ooura, Takuya (RIMS)
- Sakai, Takashi (Tokyo Metropolitan University)
- Yokota, Hiroshi (Toshiba I.S.)

** Program [#k61d3417]
|13:00 -- 13:30|数学に関する映像の公開について|麻生和彦|東京大学|
|13:30 -- 14:00|[[MathML]]による数学的文書の作成と公開のシステム|黒田拓|北海道大学|
|14:00 -- 14:30|[[3D-XplorMath]]入門|酒井高司|首都大学東京|
|14:30 -- 14:45|休憩|||
|14:45 -- 15:15|Kids Cindyとそのスキーム|阿原一志|明治大学|
|15:15 -- 15:45|FFTルーチンの概略と使い方|大浦拓哉|数理解析研究所|
|15:45 -- 16:15|UBASICの20年|木田祐司|立教大学|
|16:15 -- 16:30|休憩|||
|16:30 -- 17:00|[[Maxima]]の規則を利用する話|横田博史|東芝インフォメーションシステムズ株式会社|
|17:00 -- 17:30|TeX とプレゼンテーション|小原功任|金沢大学|
|17:30 -- 18:00|[[KNOPPIX/Math/2006]] のある暮らし|濱田龍義|福岡大学|

* 概略 [#h7c19194]

|13:00 -- 13:30|数学に関する映像の公開について|麻生和彦|東京大学|
2000年より東大数理科学研究科で行なわれている, 数学に関する映像を蓄積し公開することを目的とした『数理ビデオアーカイブス』プロジェクトの活動の中から講演の映像収録の方法, インターネットでの公開方法に関する技術的な解説, 収録映像の効果的な利用方法について紹介します. 
|13:30 -- 14:00|MathMLによる数学的文書の作成と公開のシステム|黒田拓|北海道大学|
Webページ上で数式を表現するための規格としてMathMLがあります. また, 近年Webページの作成・公開を容易にするツールとして, ブログツールやWikiエンジンと呼ばれるソフトウェアの利用が広まっています. 
この2つを融合させることで数式を含む文書をWeb上で簡単に作成・公開できるシ
ステムが出来るのではないかと考え, TeXの数式をMathMLへ変換するライブラリと, これをWeb日記・ブログツール"tDiary"およびWikiエンジン"Hiki"から利用するプラグインを開発しました. 
本講演では, 基本となった技術であるMathML, ブログ, Wikiに関する概略と, こ
れらを組み合わせた実例について解説します. 
|14:00 -- 14:30|[[3D-XplorMath]]入門|酒井高司|首都大学東京|
国際共同プロジェクトで開発を行っている数学的可視化ツール[[3D-XplorMath]]とそのJava版であるVMMの入門的な解説と開発計画についてお話します.

|14:45 -- 15:15|Kids Cindyとそのスキーム|阿原一志|明治大学|
平面幾何作図ソフトCinderellaのサブセットのフリー版「Kids Cindy」のメインとなるスキームの紹介と, これからの展望を語ります. 
|15:15 -- 15:45|FFTルーチンの概略と使い方|大浦拓哉|数理解析研究所|
FFTの基本から使い方まで解説します. 
|15:45 -- 16:15|UBASICの20年|木田祐司|立教大学|
UBASICを作ったのは代数的整数論を研究しようとしたからであったが, それからどんどん軌道が逸れていったという話. 

|16:30 -- 17:00|[[Maxima]]の規則を利用する話|横田博史|東芝インフォメーションシステムズ株式会社|
[[Maxima]]の規則を定義・適用する事で, 結び目のAlexander多項式を計算する方法について. 
|17:00 -- 17:30|TeX とプレゼンテーション|小原功任|金沢大学|
最近の技術の進歩により, 数学の講演でもノートパソコンとデータプロジェクターを使用するものが多くなってきた.  商用の優れたツールもありフリーソフトウェアもあるが, 原稿を作成するのに TeX を使いたいという人は多いと思う.  本講演では TeX でプレゼンテーションをするための方法について概説する.
|17:30 -- 18:00|[[KNOPPIX/Math/2006]] のある暮らし|濱田龍義|福岡大学|
[[KNOPPIX/Math]] は, 数学者のためのコンピュータ環境として作られています. CD をコンピュータに入れて再起動するだけで, 面倒なインストール作業をせずに, どこでも同じコンピュータ環境が整います. CD 内に日本語環境が整えられていますので, 海外に出張していても日本語で Web やメールを利用することが出来ます. 数式処理システムや可視化ツールなど, 様々な研究用数学ソフトウェアを収録していますので, 数学実験環境としても有効です. この講演では, [[KNOPPIX/Math]]のある暮らしについて解説致します. 


//** (講演依頼検討中)
//|TeXの新動向||
//|[[R]]||
//|[[GAP]]||
//|[[Macaulay2]]||
//|[[Mathematica]] Notebook||
//|Windows, Mac 上の数学ソフトウェア||

** Presentation Files [#kbed25e6]
- 数学に関する映像の公開について, 麻生和彦
- [[MathML]]による数学的文書の作成と公開のシステム, 黒田拓
-- [[資料:http://www.hinet.mydns.jp/~hiraku/presentation/hiki.cgi?MathML2006.03-0.1]]
- [[3D-XplorMath]]入門, 酒井高司
#ref(3dxm.pdf)
#ref(3dxm_slide.pdf)
- Kids Cindyとそのスキーム, 阿原一志
#ref(KidsCindy_j.ppt)
- FFTルーチンの概略と使い方, 大浦拓哉
#ref(fft06_ohp.pdf)
- UBASICの20年, 木田祐司
- [[Maxima]]の規則を利用する話, 横田博史
#ref(RulesMaxima.pdf)
#ref(MaximaDEMO.tgz)
- TeX とプレゼンテーション, 小原功任
- [[KNOPPIX/Math/2006]] のある暮らし, 濱田龍義
-- [[Macromedia Flash:http://holst.sm.fukuoka-u.ac.jp/~hamada/papers/knoppix-math_chuo.swf]]
#ref(knoppix-math_chuo.pdf)

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