[[MathematicalSoftwareAndFreeDocuments/11]]

* [[数学ソフトウェアとフリードキュメント]] XI (twitter:[[#msfd11:http://twitter.com/#search?q=%23msfd11]]) [#xfacb24c]
- 2010年9月21日(火) 13:00 -- 18:00 
//(学会プログラムに掲載されている時間は部屋の確保時間です。)
- 名古屋大学理学部1号館409号室([[地図:http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/]] 23.)
- 〒464-8601 名古屋市千種区不老町
-- 地下鉄名城線名古屋大学駅下車すぐ
- 入場無料、事前申込不要
- 照会先:野呂正行(神戸大学理学部/JST CREST)noro at math.kobe-u.ac.jp, 濱田龍義(福岡大学理学部/JST CREST)hamada at holst.sm.fukuoka-u.ac.jp
- 後援:日本数学会情報システム運用委員会
- 参加者:約20名
//- 会場にて [[KNOPPIX/Math/2010]] の展示、配布を行う予定です。
- 終了後に懇親会を企画しています。参加を希望される方は、9月%%16日(木)%%19日(日)までに濱田まで連絡いただければ幸いです。

//- ポスターを作成致しました。よろしければ、各教室で掲示していただけると助かります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
//#ref(poster10.pdf)

* 講演予定者 [#fe71945e]
- 木村巌(富山大学)
- エラリー ジャンクリストフ([[株式会社DOUBLET:http://doublet.jp/]])
- 林 正樹((株)インターネット総合研究所 (IRI))
- 中村泰之(名古屋大学)
- 濱田龍義(福岡大学/JST CREST)
- 酒井高司(首都大学東京)		

* キーワード [#lb0b4037]
- [[3D-XplorMath-J]], [[SAGE]], [[KNOPPIX/Math]], [[OmegaT]], [[STACK]], [[T2V]]
* プログラム [#s23a141d]
|13:00--13:30|[[「女子中高生夏の学校2010」:http://www.natsugaku.com/]]体験記|酒井高司(首都大学東京)|
|13:40--14:30|Sageの紹介|木村巌(富山大学)|
|14:40--15:10|KNOPPIX/Math ハイデラバードの夏|濱田龍義(福岡大学/JST CREST)|
|15:20--16:10|自由にドキュメンテーション翻訳|エラリー ジャンクリストフ([[株式会社DOUBLET:http://doublet.jp/]])|
|16:20--16:50|[[STACK]]と[[Moodle]]による数学eラーニングシステム|中村泰之(名古屋大学)|
|17:00--17:50|テキストから映像を作り出す[[T2V]] (Text-To-Vision)|林 正樹((株)インターネット総合研究所 (IRI))|

* 概要 [#z2305083]
|13:00--13:30|[[「女子中高生夏の学校2010」:http://www.natsugaku.com/]]体験記|酒井高司(首都大学東京)|
2010年8月に国立女性教育会館において[[「2010女子中高生夏の学校〜科学・技術者のたまごたちへ〜」:http://www.natsugaku.com/]]が開催されました。このイベントで私はサイエンスアドベンチャー実験・実習を担当しました。実習では「コンピューターで描く図形の数学」と題して、3D-XplorMathというソフトウェアを使って曲線や曲面をコンピュータグラフィックスで描きました。本講演では夏の校の紹介と実習を行った体験談を報告したいと思います。

|13:40--14:30|Sageの紹介|木村巌(富山大学)|
フリー・オープンソースの数式処理ソフトSageを紹介する.Mathematica, Maple, Matlabなどの商用ソフトウェアを置き換えることが出来るようなものを作成しようという意欲的なプロジェクトである.
|14:40--15:10|KNOPPIX/Math ハイデラバードの夏|濱田龍義(福岡大学/JST CREST)|
2010年8月にインドのハイデラバードにて国際数学者会議(ICM2010)が開催されました。スペインのマドリードで開催された ICM2006 に引き続き、mathsoftware.org というブースを開き、最新の KNOPPIX/Math ICMS2010 を展示・配布してまいりました。これは、
9月中旬に神戸大学で開催された国際数学ソフトウェア会議(ICMS2010)の公式配布物として作成されたものです。本講演では、インド滞在中に知り得た現地の事情等を交えて、最新のKNOPPIX/Mathについて紹介します。

|15:20--16:10|自由にドキュメンテーション翻訳|エラリー ジャンクリストフ([[株式会社DOUBLET:http://doublet.jp/]])|
「自由に」というのは「自由なソフトウエア」を使ってという意味です。
翻訳作業を楽にするソフトは「翻訳支援ソフト」といいます。普段プロの翻訳者が使う、市販のソフトの場合は4~5万円から数十万円までの幅で販売されています。が、そこもプロの使える自由なソフトウエアが現れてきています。そのひとつはOmegaTです。Javaベースなのでどんな環境でも使えます。分かりやすいので誰でも使えます。とても早いので不便を感じません。今日は「翻訳メモリ」という概念を説明しながら、ODTなどの主流の形式を使ってデモをします。


|16:20--16:50|[[STACK]]と[[Moodle]]による数学eラーニングシステム|中村泰之(名古屋大学)|
STACKはイギリスで開発された数学のためのオンラインテスト・評価システムであり,数式を含む解答の正誤評価を行い,成績を管理することができるシステムである。Moodleと連携し,小テストの問題にSTACKの問題を組み込むことができ,数式を使った数学をはじめとする理工系科目の問題を課すことが可能である。本報告では,STACKの機能をデモンストレーションを交えて紹介する。
|17:00--17:50|テキストから映像を作り出す[[T2V]] (Text-To-Vision)|林 正樹((株)インターネット総合研究所 (IRI))|
テキスト台本を、CGや音声合成を使って自動的に映像に変換する技術[[T2V]]を紹介する。フリーウェアで公開中の[[T2V]]プレイヤーを使えば、ワープロ的に文を打ち込んで再生ボタンを押せば即座にアニメーションができ、これをムービーファイルに落として公開もできる。また、Webサイトを始めとした世の中の情報をワンボタンで映像に変換するなど、「テキスト映像変換」というシンプルなコンセプトの持つ大きなポテンシャルをデモを見せながら説明する。

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