[[KSEG]]
- [[数学セミナー]]3月号の「エレガントな解答をもとむ」において岩井齊良先生によって紹介された問題です。
 「こんなコンピュータソフトが欲しい」という実用的な話題です。
 
 任意の三角形があって、3つの頂点のうち2つが黒点、1つが白点 
 でマークされているとし、次のプログラムを実行する。
 操作1 白点と黒点の中点を白点でマークする。
 操作2 新しくできた2つの白点の中点を黒点でマークする。
 操作3 古い白点を消す。
 操作4 新しい黒点、古い黒点、新しい白点の3点で新しい三角形を作り、
        それぞれについて以上の操作を繰り返す。
 このとき、すべての黒点がある放物線の上に並ぶことを示してください。
#ref(bez-1.png,around)
#ref(bez-2.png,around)
#ref(bez-3.png) 

残念ながら KSEG では、点が放物線上にあるかどうかの判定はできません。
しかし、描画するだけでも結構楽しいので、作ってみました。KSEG では、コンストラクション(*.sec)という疑似スクリプト環境?で再帰を定義できますので、それを利用して点を数千個描画して曲線に見せかけています。→[[KSEG/再帰]]

** 利用方法 [#u588191a]
+ KSEGが使える環境で、bezier-parabola1.sec をダウンロードしてください。
+ KSEG で bezier-parabola1.sec を開きます。
+ File(ファイル)からNew Sketch(新規スケッチ)を選択します。
+ 新規スケッチ(Untitled)に右クリックで点を描画します。3点描いてください。
+ Shift もしくは、矩形選択を利用して3点全てを選択します。
+ Play(再生) から bezier-parabola1.sec を選んで再帰の深さを指定すれば描くことができます。
- bezier-parabola1.seg はサンプルです。
- [[KSEG/bezier-parabola1/flash]]に上記方法を動画で記録しました。

#ref(bezier-parabola1.png)
#ref(bezier-parabola1.seg)
#ref(bezier-parabola1.sec)

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