MathLibre/Debian/2013

VirtualBoxMathLibre/Debian/2013 の利用実験

Windows を前提に解説します.(MacOS, Linux でも同様の方法で可能です.)以下のことができるようになります.

作成手順

  1. 仮想化ソフトウェア VirtualBox の Windows 版をダウンロードします.
  2. ダウンロードしたファイルを展開して,VirtualBox をインストールしてください.
  3. 仮想マシンファイルを以下からダウンロードします.どちらも展開後は同じもので mathlibre2013vm というフォルダが作成されます.
  4. ダウンロードした仮想マシンファイルを,ドキュメントなどのフォルダに展開します.
    • Zip は Windows 標準機能で展開できます.
    • 7z 書庫は以下のリンクからダウンロードできるツールで展開できます.
    • 7-Zip
    • 窓の杜
  5. ISO イメージファイル(約4. 1GB)を近くのFTPサイトからダウンロードしてください.
  6. スタートメニューもしくはデスクトップ上のアイコンから VirtualBox を起動します.
  7. メニューから「仮想マシン」→「追加」で mathlibre2013vm フォルダ内の mathlibre2013vm.vbox を開きます.
  8. 設定アイコンから「ストレージ」→CD/DVDドライブを選択し,先ほどダウンロードした ISO イメージファイルを選択します.
  9. 設定終了後,起動アイコンをクリックすれば,MathLibre が起動するはずです.

Sage の利用

  1. 一旦,仮想マシンをシャットダウン後に,設定アイコンから「システム」→「マザーボード」でメインメモリの値を1024MB以上に変更してください.
  2. 設定アイコンから「ネットワーク」→「アダプタ1」→「高度」→「ポートフォワーディング」で<+>アイコンからホストポートとゲストポートを8080に設定してください.
  3. SAGE/WindowsWithMathLibre を参考にして,Sage を起動します.
    • 暗号化なし
      sage
      notebook(interface='')
      • Windows(ホスト)側の Web ブラウザから http://localhost:8080 にアクセスすれば Sage の利用が可能です.
    • 暗号化あり
      sage
      notebook(interface='',secure=True)
      • Windows(ホスト)側の Web ブラウザから https://localhost:8080 にアクセスすれば Sage の利用が可能です.
      • 自己署名証明書ですのでブラウザ側から警告されます.

共有フォルダーの設定

  1. 設定アイコンから「共有フォルダー」の<+>アイコンをクリックし,「フォルダーのパス」で共有したい Windows フォルダーを指定,表示される「フォルダー名」(この名は変更可能です.仮に X とします)を控え,「自動マウント」(および,もしあれば「永続化する」)にチェックを入れ,「OK」をクリックしてください.
  2. 仮想マシン上では,/media/sf_X にマウントされます(X は先に控えたフォルダー名).
  3. この共有フォルダーを仮に Y という名前でシンボリックリンクを作成します.端末で以下の命令を入力してください.
    ln -s /media/sf_X Y
  4. 共有フォルダへのアクセスは vboxsf グループに入っていることが必要なので,グループに user を追加します.*1
    sudo usermod -G vboxsf user
  5. ログアウト後,再ログイン(ユーザ名:user, パスワード live)すれば
    ls Y
    のようにアクセスできます.

*1 20130831 の次のバージョンで対応予定.user-setup.conf

添付ファイル: filemathlibre2013vm.7z 2371件 [詳細] filemathlibre2013vm.zip 2153件 [詳細]

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Last-modified: 2015-01-09 (金) 18:44:24